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大野くんに溺れる日々。毎日大野くんの声を聴かないと生きていけません(*^^*)
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*『忍びの国』語りたくなるシーン*

雑誌祭りでもないのに、今日もTSUTAYAに行ってきた。
5~60枚はあったであろうDVDのほとんどがレンタル中。
残りはなんと3枚でした。
まさかこんなことを確認するためにTSUTAYA通いをするようになるとはーー。
むむむ、恐るべし無門!(って、まだ2回だけどな)

で、今日はというと、未公開シーンでもコメンタリーでも舞台挨拶でもなく、
『忍びの国』本編の好きなシーンを語ってみるという今更感満載な記事(^^;)
実は、映画館で見ていた時から好きなシーンで、
ちゃんと記事にして残しておきたいなぁと思いつつも、タイミングを逃し、
今になってしまっただけという…。

で、そのどうしても語りたかったというシーンはこちら!

地下牢のシーン。

この作品って、場面場面で世界観がパキっと分かれてることが多く、
その異質な世界を行ったり来たりするのが魅力でもあったりするんだけど。

例えば、忍び側は現代っぽい演出で、軽妙な感じになっている。
そして、武士側はザ・時代劇という演出で、重厚な感じ。
それに人物も忍び側はふざけてるのかと思うくらい軽かったりするのに、
平兵衛や大膳は終始深刻で不器用なくらいに真っすぐ。

その二つの世界観が絶妙に混在し、最後にガツンとやられるのがこのシーン。

まず、仰々しい平兵衛と飄々とした無門のやりとりが絶妙にかみあってなくて、
コントみたいでおかしい。
でも、間合いや表情は絶妙にかみ合って、平兵衛の生真面目さが滑稽に思えるくらい。

そこに加わってくるのが姫様の健気で切実な思い。
しかし、銭のためなら手段を選ばない無門は、
目の前で自害する姫を見ても心動かされず。
絆や信頼や命の重みとは無縁なところで生きる無門の空恐ろしさを目の当たりにする。
そして、益々熱くなる平兵衛との温度差。

「銭より大事なものがこの世にはあるのだ」という平兵衛のいかにもまっとうな言葉。
ちょっとは心動かされたり動揺するのかと思いきや、「わかってたまるか」の一言。

この言葉があまりにも衝撃的だったのを覚えてる。
「わからない」ではなく「わかってたまるか」という強烈な拒絶と意思。
いつものらりくらりと交わしていた無門の本音を初めて聞かされたような気がした。
(お国に対する言葉掛けに嘘はなかったと思うけれど、それはどこかままごとのようで、
いまひとつ現実味がなくて)
あぁ、そうだったのかと何か腑に落ちた感じがした。

序盤のユーモラスな感じからの後半のこの一言までの見せ方、展開が絶妙で、
大好きなシーンなのでした。

これがあるから、壮絶な川の戦いが説得力を増し、
お国との愛を痛いほど実感する切ないラストが猶更心に響いてくるんだな。
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