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*『今日の日はさようなら』感想 その4*

このドラマに限らず、普段からあんまり情報を入れずに作品を楽しみたい人なので、
事前情報はあまり入れたくなかったけれど、
メイキングやスポット、諸々の情報…なかなか避けては通れません(^^;)
だって、録画したやつをどんどん編集しないといけないし、
雑誌もチェックしないといけないし。
(そう言えば、あえて見なかったり、読まなかったりしてる所があるから、
目を通さないとなぁ)

だから、「ガン」だとも知っていたし、家族のドラマなのもわかっていた。
そして、最後に亡くなってしまうことも!
ここ、大野くんが何かの番組で言っちゃったよね(ーー;)「最後に亡くなっちゃう」って!
テレビの前で、呆然としちゃったわよ。
そうなるだろう…とはわかってはいたけれど、
放送される前にはっきり言わなくたっていいじゃないか、智~!って。

でも、観てわかったんだけど、「死ぬか死なないか」が問題なんじゃなくて、
「どう死ぬか」を描くためのドラマだったからなんだろうね。
しかし、その時の私は何もわかっていなかった。
ただ難病物にありがちな漠然としたシーンを思い描いていた。
ところが、そんなもんじゃなかったね。
一人一人の想いが深く突き刺さるシーンでした。

さて、あまちゃんの私は、最初「治る確率が80%」と聞いた時は、
思わず治るんじゃ…という思いがよぎってしまった。
40%、20%…と可能性がどんどん低くなっていっても、
心のどこかで望みをつなごうとしている自分がいて。
自分でも何だかおかしかった…。
気持ちはほぼ母ちゃんで、再発した時もまだ治療を続けようよ、耕太~と説得したかった。

その一方、先が読めちゃう部分もあったりしてね。
だって、せっかくの家族旅行が十分に楽しめないんだよ。
あ~、この後、出血しちゃうんだ…と思うと、ハラハラして気が気じゃない。
気づかずに歩いて行っちゃう家族を見て、早く早く耕太が~!と、心の中で叫ぶ。
ささやかな幸せが一瞬にして崩れ去ってしまう瞬間。

再発した後、ああいう選択をするとは全然知らなかったから、正直驚いた。しかも一人で…。
いつもいつも家族揃って先生のお話を聞いていたのは、伏線だったんだね。

そう言えば、耕太は、自分からああしたい、こうしたい…という人じゃなかったね。
周りから何とか励まされ、先生の勧めてくれる治療法に望みをつなぎ、
えっちゃんにはプロポーズするどころか、つなぎ止めることさえできなかった。

でも、「死」を意識した後、彼は自分で自分の道を選択した。
家族に相談もせず、先生と1対1で向き合って。
人生で一番大切な決断を自分一人で下した耕太。
まさに「中途半端」卒業。

あんまり本音をベラベラしゃべる役柄じゃなかったから、
本心が見えにくいところもあったんだけど、
ダイニングテーブルを挟んで自分の気持ちを吐露する場面は胸に迫ってきた。
でも、まぁここは想定の範囲内…というか、泣きはしたんだけどまだ耐えられた。

ところが、耕太の願いが川の字で寝ることだったなんて!もう、ここで涙腺崩壊。
いい年した男が抱いたあまりにもささやかすぎる願い。
甘えたかった?安心したかった?それとも安心させたかった?
もうね、言葉になりません…。

そうそう!あんまり自分の気持ちをストレートに出さない耕太がどんな顔して言ったんだろうね。
「一緒に寝たい」って。見たかったなぁ~。
だって、照れちゃうよね。あの年で親と一緒に寝たい…だなんてね。切ないよね。苦しいよね。
でも、それは母ちゃんだけが知っている耕太の表情なんだよ。私達にさえ見せてくれないの。
きっとそれを聞いた母ちゃんは、目を潤ませながら、でもしっかり微笑んで「うん」と言ったに
違いない。

何だかんだ言ってもいい子だったよ、耕太は。
茶碗蒸しを持ってきてくれた母ちゃんに八つ当たりしたりもしてたけど、
その後「気を付けて」って言ってるし、あのくらい可愛いもんだよ。
(私と長女のバトルに比べたら、屁みたいなもん・笑)
母ちゃんは実は嬉しかったのかもしれないね。感情をぶつけてくれる耕太が。
実は、もっとぶつけてくれたっていいよ…と思っていたのかも知れない。
だって、何も言ってくれないことの方がつらいから。

さぁ、今日はここまで。
思いつくままに書いてるんで、わかりにくい所もあるかもしれないけど、私の気持ちです。

たぶんね、まだ続きます…。
それは明日かもしれないし、一週間先かも知れないけど。
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*『今日の日はさようなら』感想 その3*

なかなか思うように更新できず、のんびりペースですみません…。
今日は、ウラ嵐のDisc2を久しぶりに聴いて、若い頃の大野くんの声に聞き惚れてたよ(*^^*)

では、その3!
ドラマの感想というより、私の個人的な思いをぶちまけてみました…。
ま、独り言だと思って、読み飛ばしちゃってください(^^;)

耕太を取り巻く家族を始め、いろんな登場人物がいましたが、一番印象に残っているのは
実は…山田涼介くん演じる原田くん。

私見る前に、原田くんってこんな感じなのかな~ってイメージががあって。。
ずっと入院しながらも健気に前を向いて生きていたけど、ある日亡くなっちゃうっていう…ね。
そのことで、耕太の心に大きな変化を呼び起こすみたいな~。
あっ、でも全然違った(^^;)
どちらかというと、呼吸さんがそんな存在だったね。
毎日毎日体操をしている呼吸さん、とっても前向きで素敵だった。大好きだったな。

で、原田くんは…というと、最初あのしゃべり方や独特の雰囲気がえっ…って感じだったんだけど、
徐々に引き込まれていきました。

耕太とは対照的な原田くん。
何を考えてるのか、よくわからない。ちょっと屈折してるよね。
そう言えば、院内にはいっぱい知り合いがいるのに、家族が一切出てこないし、話もしなかった。
外泊許可が出た時も一人募金活動をしたりと、実は彼には耕太に話したい…と思えるような家族は
いなかったのかもね(考え過ぎかな~)
義足を見せて募金を募るなんて、自虐的とも思える行為。
独特の感性が怖くもあり、逆に惹かれる部分もあり。

長い入院生活の中で、生きることに執着しない練習をする彼。
私もちょっと似たようなところがあるかも…と思ったりして。
私の場合、状況とかは全然違うけど、楽しみにしているがあっても、
期待しすぎないように喜びすぎないようにしちゃうところがある。
あえて心配事を探してる自分がいる。
何かあった時の保険なんだろうなぁ。(めんどくさい性格なんだよ(^^;)

とはいえ、彼の置かれている状況とは余りにもかけ離れているわけだけど。
霊安室で癒される彼を見て、さすがにこの人あぶないって思っちゃった。
悪趣味とさえ思えるような…。
恍惚の表情を浮かべる彼を見て、心配になった。
ダメ、そっちへ行っちゃ!って。

私、山田くんの演技をまともに見るのは初めてだったけど、
この人すごいかも…って思っちゃいました。
独特の役柄で本人は悩んだりもしたみたいだけど、そういうのをみじんも感じさせず、
すっかり原田くんでした。

実は、この役を大野くんにやって欲しい…と心密かに思ってしまった私。
耕太の役は、理解されやすい感情移入しやすい役だけど、
原田くんの役は、理解するのに時間がかかるし、
一歩間違うと単なる気味悪くて危ないヤツになってしまうという危険性もはらんでいて。
でも、そこは山田くんがきちんと自分のものにして、すっかり原田くんだった。

そんな役を大野くんがやってみたら、どんな感じになるのかなぁ~って。
成瀬さんとはまた違うちょっと狂気の入った妖しげで儚げな感じを。
大野くんを耕太とは違う意味で追い詰めてみたい。
そしたら、彼はどんな風にしゃべって、どんな表情をするんだろうって。



深キョン演じる大久保先生の抱えている心の傷。
ちょっと見方を変えたら、彼女も楽になるんじゃないかと思えた。

ドラマを観た後に、ふと学生の頃の友人のことを思い出してしまって。
ある日突然、遠くへ旅立ってしまった友人。
ものすごく親しいというわけでもなかったけれど、美人でユーモアもあって、
さりげなく気遣いのできる素敵な人でした。
私なんてダメダメなのに、さりげなくアドバイスしてくれて、上手くできるとやけに褒めてくれる。
一緒にいて、嫌な思いなんて一度もしたことなかったなぁ。

でも、今思うと、自分の中にいろんなことをため込んじゃってたのかなぁってね。
自分の思ってること吐き出して、時には周りのせいにして責めたり愚痴ったりしても
よかったんじゃないかって。
そうすることで、少しは気持ちが楽になると思うから。

でも、突然いなくなっちゃった…。
何が起きたのか、どうしていなくなっちゃったのか、わからないけど。
私には、彼女が周りの大切な人のことを忘れていなくなった…とは、どうしても思えない。
周りの人のことを考えなかったなんて、思えない。
周りを傷つけたくないから、いなくなっちゃったのか…。

今更何を考えたって、藪の中ですけどね。
とにかく、大久保先生の彼氏が送ってきたメール。
心配をかけたくない。いつもの自分のままでいたいという思いだったのかもしれません。

いずれにせよ、あまりにも罪作りなことに変わりはないけど。
ドラマの感想というより、自分の勝手な思いをつらつらと書いてしまったなぁ~。

たぶん…、その4に続きます(^^;)

*『今日の日はさようなら』感想 その2*

序盤の話の展開が早く、とまどった部分もありました。
でも、死ぬ覚悟をしてからをきっちり描きたかったからなんですね。
特に亡くなる場面をあそこまで描いたことに驚きでした。

私は、年を取る毎に人が亡くなるお話を避けて通るようになってきたんですが、
私の記憶をたぐり寄せてみると、昔は亡くなるシーンをストレートに描くことで、
バンバン泣かされてたような気がします。
でも、どうでしょう。私の印象だとここ十数年くらいは、あえて亡くなるシーンを描かない
ドラマが増えてきたような…。(あんまり観てはいない私が言うのも何ですが(^^;)

特に印象的なのは、『こんな恋の話』
かなり記憶があやふやんなんだけど、病気で余命幾ばくもない主人公が亡くなるシーンが
とばされて、突如亡くなった後の人達のシーンになるのが当時の私には斬新で、
けっこう評判もよかったような記憶があります。
でも、あくまで私の印象ですが、その頃からあえて亡くなるシーンを描かないドラマが
増えてきたような気が…。(本当に私の個人的な印象なんですけど)
そういう描き方もありだけど、結局一番避けては通れないところをとばしちゃうというのは、
ある意味それを補う何かがないとかなり厳しい。その点、『こんな恋の話』はきっと補う何かが
あったんだと思います。(内容をほとんで覚えていないけど(^^;)

でも、今回は、死の瞬間にいたるまでを丁寧にリアルに表現したのが驚きでした。
内容的に、亡くなるシーン無しでは成り立たない作品ではあるけれど、あそこまで詳細に生々しく、
描くなんて、全くの予想外。

今までにもそういう場面を何度か見てきたけれど、それはたいてい型通りのパターンで。
それ以上でもそれ以下でもないというか。
でも、今回は実話を元にしていたということもあるし、「ちゃんと死ぬ」ということをテーマに
していたので、しっかりと描かれていたように感じました。
でも、作り手側もあそこまで詳細にリアルに描くことに対して、相当な覚悟があったのでは
ないか…と思っています。

そこには、耕太の家族でしかあり得ない瞬間瞬間がありました。
お父さんがチューブを抜くのを止めるのは、何となく予感があったので、驚きはしたけれど、
号泣とまでは行かなかったんですが…。
(耕太にお別れの挨拶もしてなかったし、それまでずっと家族の前では気丈に振る舞っていたので、
最後に感情を露わにするんじゃないかと思っていたから)

私にとっては、「親不孝じゃない」が衝撃でした。
そうだよね。親より先に亡くなるから…と言って親不孝なんかじゃない。(浅はかでごめんね)
どう生きて、どう死ぬかが大切なんだよね。
覚悟を決めて自分で選び、家族のために自分がいなくなった後のことまで考えている。
本当にいい息子です。全然「中途半端」なんかじゃない。

そして、私が特に印象的だったのが、亡くなった直後にお姉さんがふーっと息を吐くシーン。
今までのドラマだったら、ここから号泣…となるわけなんだけどね。
一つの闘いを終えたような。ほっとしたような。
見守るのも見届けるのも想像を絶するほどの精神的エネルギーが必要なんでしょうね。
それまで散々苦しんだり、泣いたり、取り乱したりしていたのが、
耕太が旅立った瞬間、ふと解放されたのかもしれない。

そして、耕太が無事旅立てたことへの安堵感なのかもしれません。
亡くなって安堵するというのもおかしな話だけれど、耕太の苦しみを目の当たりにしていたから、
痛みや苦しみ、恐怖心から解放された耕太を見て、ほっとしたのかもしれません。

とにかく役者さん一人一人が素晴らしく、心持ってかれました。
まさに本当に存在している家族のように自然でありのままの感じがしました。




あ~、記事一つ書くのに時間がかかるし、途中でどう言葉にしていいのかわからなくなるし、
途中で投げだそうかと思ちゃったよ(^^;)
でも、まだまだ書きたいことがあるので、少しずつ言葉にしてみます。

*『今日の日はさようなら』感想 その1*

4日もお休みしてしましまって、すみません…。
日中は忙しいし、夜も他のことやってる内に睡魔に襲われちゃったりして(^^;)

さて、『24時間テレビ』の感想、書きたいな…と思いながら、なかなか時間がなくて。
でも、『今日の日はさようなら』の感想だけは是非残しておきたいな…ということで、
時間はかかっても、思ったこと感じたことを少しずつ整理しながら、綴りたいと思います。
(独りよがりだったり、個人的なこと書いちゃったりするかもしれないけどね)
では、得意の「その1」から始めちゃいま~す!(さて、一体どこまで続くのでしょうか(^^;)

まず、発病するまでがあっという間で、意表を突かれてしまいました…。
もうちょっと普通の日常が続くものだ…と勝手に思い込んでたもので、若干心の準備が…。
だから、耕太の言う「中途半端」の意味が正直わからなくて、とまどいました。
料理人として仕事を頑張って、彼女もいて、家族と仲良さそうな耕太。
普通で当たり前の幸せそのものの中にいるように見えたし、
特に「中途半端」には見えなかったから。

ところが、えっちゃんを送っていく耕太を見て、思いました!
おいおい大の大人が手もつながない、お別れのチューもしないったぁ、一体どういうことだ!と。
(そこかよ)
結婚したいという気持ちはあるのに切り出せない耕太がもどかしい。
おいおい、中途半端なんだよ!と思ったら、あっという間に発病、入院。

発病してからも健気にお見舞いに来てくれるえっちゃん。
ところが、えっちゃんを見ていて、あれっと思うところがあって。

髪をバリカンで剃る耕太を見て、無邪気に笑っているえっちゃん。
きっといい子なんだと思うけど、病気に対する深刻さとかがあまり感じられず。
(家族に比べると、それはそれでしょうがないとは思うんだけど。
だから、後でああいうことになっちゃうのね)
私は、バリカンで剃る耕太が不憫で不憫で…。
その時のお母さんの表情を見ると、胸が苦しくなるし。

それから、八つ当たりした耕太のことをお母さんに弁解しようとするえっちゃん。
いやいや、えっちゃんが言わなくてもお母さんは耕太のことはちゃんとわかってるし(^^;)
でも、そういうお節介気味なところもえっちゃんのいいとこなのかもしれないなぁ~。

だからね、ちょっと不安に思う気持ちはあった。
この子、大丈夫なのかなぁ…って。

でも、耕太はプロポーズはできなかったけれど、手をぎゅっと握る二人を見て、
大丈夫だよ、この二人なら…って、思った。
しかし、ちょっとこのシーンはね、直視できないような(でも、しっかり見てるんだけど(^^;)、
こっぱずかしさがあったな~(*^^*)…ていうか、あの年で初々しすぎるだろう~。

ところが、結局えっちゃんは耐えられなかった。
40%の時点で、彼女は逃げ出してしまった。(まだまだ過酷な状況が待っていたのにね)
それまでの言動からして、彼女にはそこまでの心構えはできていなかったとは思うけど、
でも、そこはもうちょっと頑張って欲しかったな~。
でも、それもきっと当事者にしかわからない苦しみなんだよね。

そして、あえて追いかけることをしなかった耕太。
耕太はそういう意味で「中途半端」だったのかも…。

でも、「死」と向き合った時。ちゃんと死のうと決めた時。
会いに行ったのは、えっちゃんでした。
自分で歩ける内に、自分の口から「ありがとう」を言える内に伝えておきたかったのかな。
そして、言葉には出さなくても、「さようなら」をきちんとしておきたかったんだろうね。
このまま会わないままだったら、お互い後悔の気持ちだけが残ってしまうもんね。

この時の耕太は、穏やかな表情でありながら、ちょっと頼もしくもあり、しかも、清々しかった。
そして、えっちゃんの収穫した桃をおねだりしちゃう耕太が男前で、切なかった。

この桃が意味するものって、一体何なのかな。
えっちゃんの身代わり?彼女との思い出の象徴?
ずっと引きずっていたえっちゃんに対して、桃をもらうことでちゃらだよ…と言いたかったのかな?
耕太にしかわからないんだろうけどね。

この桃をもらうシーンがとっても好きなんだよなぁ。
主導権握ってる感じが頼もしくて、思いを吹っ切った感じが切なくて。
きっとこれが「ちゃんと死ぬこと」への第一歩だったんだろうね。