『デジタリアン』さすがに通常盤まで買う余裕はなく、レンタルしてきました。

『Take Off!!!!!』ノリノリで盛り上がりそうな曲ですね。
でも、ついついリピートしてしまう本当の理由は、
大野くんの
「and you~~~~」が聴きたいから!
不意打ちの少年っぽい「エンド」から「ユ~~~~」と伸びる高音がたまりません。
では、『15年目の告白』最終章。
「実は僕は自分が嵐でいることに悩んでいた時期がありました」という衝撃的な言葉で始まるも
最初はデビュー当時の話だと思って甘くみていた。
ところが、
「2006年ぐらいから、正直やめようと思った」その響きは、デビュー当時の話をする「やめたかった」「逃げ出したかった」という
冗談交じりの言葉とはちょっと違う真剣みを帯びていて…。
だって、「やめたい」じゃなくて「やめよう」なんだよ。
それは欲求ではなく、意志だよね。
その頃の私は嵐とは全くの無縁で、存在しら意識してなかったけど、ずーっと葛藤してたんだ。
「この仕事をしてたらできないことに興味を持ち始めたから」絵?と最初思ったけど、それは昔からだよね。
「例えば?」と聞かれて、
「長い休日とってとか、できないじゃん」うん?どういう意味?
「海外放浪したくなっちゃって」え~っ、マジ~?
サトシックが一度は抱くであろう不安…。
この人、突然どこか遠くに行っちゃうんじゃないか…が危うく現実になるところだったんだ。
「単純に自由になりたいみたいな感じ」「自由になりたい」って我が儘に思えるかもしれないけど、私達が思う何倍も不自由な世界。
それに、そもそも大野くんって、アイドルとは対極の人だよね。
アーティスティックで、いろんなものにとらわれるのが苦手な人だと思う。
でも、一番必要とされてる人でもあるんだよね。だって、私にとってそうだから。
私さぁ、実は大野くんってタッチのたっちゃんに似てるなぁって、前から思ってて。
いやいやキャラは全然違うけど(^^;)、立ち位置というか。
一見やる気なさそうで、教室の隅っこでふざけてて、
でも、本人の意志と裏腹に周りから求められて、
でも、いつしか彼自身の夢となり、歩み始めるっていう。
私の勝手なイメージですけどね。
「俺、この気持ちのまま一緒にいれないなと思って。申し訳なくて」申し訳なくて…というのが大野くんらしくて…。
「マジか。すげぇな、それ。あぁ…」短い言葉に驚きが表れてる。まさかそこまで考えてたなんて…という感じかな。
みんなもビックリしすぎて言葉を失っちゃったのか、
相づち打つのはほぼ翔くんだけだしね(^^;)
「その気持ちが落ち着いたのが10周年の時」ていうことは、3~4年も葛藤してたってこと?
その間に怒濤の2008年があり、精神的にも肉体的にもつらかったよね…。
だから、釣りに行ったんかーい。
実は、私が大野くんを好きになりたての頃、
ドラマの撮影中に釣りに行って、日に焼けて怒られたっていう話を聞いて、
おいおい、この人芸能人の自覚あんのか?って本気で思った記憶があるんだよなぁ。
今思えば、そうしないとバランスとれなかったのかな…。
でも、10周年を迎え、たくさんの方に祝福してもらって、
「それで我に帰った感じ」この表現が言い得て妙というか。
本当の自分を、本当の居場所を実感できたということでしょうか。
「もしあそこで走ってたら、俺今頃沈んでたんだろうなとは思う」基本どこでも生きていける人だと思うので(縛られなければ(^^;)、
それはそれできっと何か結実していたとは思うけど、
でも、そうしたら私、一生大野くんに会えなかったよね!!
ずーっと続けて来てくれて、ありがとう。
「今の感じもないでしょ」「ないね。一人欠けてたら、何か違うね」そうそう、大野くんが抜けいてたら…と思うと、ぞっとするね。
「あの時はすっごい葛藤してたね」この「葛藤」という言葉が、私の中で引っかかっていて…。
そっか!単純に「やめよう」という気持ちだけだったら、葛藤しないもんね。
「自由になりたい」という想いとそれを引き留める何かがせめぎあってたんだ。
でも、10周年で、「自由」より大切で確実な何かを実感することができたんだね。
「不自由」だと思っていたものが実は自分を守り、支え、育ててくれたのかも…。
「よかった。やめないでいてくれて」相葉ちゃんの素直な言葉にうるうる。
「けっこう衝撃的だったな、今の」確かに…。こういうことって、普通言わないと思うんだよなぁ。特にテレビでは…。
だって、相手を傷つけちゃう可能性もあるわけで。
私も、旦那にずっと別れたかったって言われたらショックだもん。
なんで今更言うんだよ~ってなるよ。
でも、言わずにいれない何かがあった。
そこで、ふとVSを思い出す。
やたら泣きじゃくる大野くん。あの涙の本当の意味を伝えたかったのかな。
そして、もう大丈夫だよ。もやもやも不安も迷いもないよって伝えたかったのかな。
よかった。言葉にすることができてって思う。
ずーっと心の中にしまい込んできた想い。
あえてここで告白するっていうことは、僕はもう大丈夫だよというメッセージだから。
「俺初めてしゃべったよ。たぶん」たぶんって何だよ(笑)
「今だから言えると思える」「いやぁ、もうそういう気がないからね」みんな、わかってくれたよね。
こわばっていた空気が少しずつ和んで、松潤も笑ってくれて、よかった。
ずっとしゃべらなかったから、ちょっと心配してた…。
でも、わかるよ。複雑な気持ちになっちゃうよね。
でも、みんなで受け止めて、受け入れて、また前に進めるね。
「15年経って、その時のもやもやの気持ちだったり葛藤は今は正直ありません。
メンバーのみんなだったり、スタッフさんだったり、マネージャーだったり、
そして、何よりも15年支えてくれた皆さんのお陰だと思っています。」「15年経った今、僕は嵐でよかったと心の底から思います」あ~、もう何も言うことないなぁ…って、これだけ書けば十分でしょ(笑)
「ゆっくりでもさ、遠回りしてもさ、止まんないようにさ、
5人でこう歩いて行けたら、一番嬉しいけどな」相葉ちゃんのあったかい言葉。
戻ってもいい…という松潤の言葉。
いつも茶々入れるニノも静かに見守ってくれて、最後にはフォローしてくれて。
そして、リアルガチな5人のご飯へと話をつなげる櫻井くんのMC力は愛だと思う。
大野くんの強くてしなやかな精神に憧れていたけど、
いっぱい悩み、もがき、そして、たどり着いたんだね。
そんな想いを正直に話してくれて、ありがとう(^^)